観葉植物として人気がある仲間に、クワズイモの小型種として、シマクワズイモ(ヒメクワズイモ、アロカシアククラータ、Alocasia
cucullata)があります。シマクワズイモはハートの形でツヤのある葉をもっています。
小型のシマクワズイモに対して、大型のインドクワズイモ(ジャイアントタロ、タアム、Alocasia
macrorrhiza)と呼ばれる品種もあります。東南アジアから太平洋諸島が原産の大型品種で、クワズイモ(Alocasia odora)と見た目はあまり変わりませんが、大きなものでは3メートルにもなります。
クワズイモとインドクワズイモの見分け方ですが、よく見るとクワズイモは、葉柄は葉身に盾着(裏面で繋がっている状態)していますが、
インドクワズイモの方は、葉柄は葉身に縁着(葉のフチから伸びている状態)しているので、葉が上を向いていることが多くなります。シマクワズイモもインドクワズイモも、単にクワズイモと表記されていることがあります。
日本でよく見かける観葉植物の中で、クワズイモに近いものとして、同じアロカシア属のアロカシア・アマゾニカ(Alocasia x amazonica)、ビロード状の光沢があるアロカシア・グリーンベルベット(Alocasia
cadieri "Green
Velvet")、アロカシア・ブラックベルベット(Alocasia reginula "Black
Velvet")、配色が逆になっているアロカシア・リバーサ(Alocasia
reversa "Hanah")などがあります。
学術的な分類はともかく、観葉植物として、その存在というかキャラクターが、最もクワズイモに近いのは、 やはりサトイモ科のモンステラ(Monstera
deliciosa、ホウライショウ、鳳莱蕉)だと思います。
クワズイモもモンステラも、どちらもインテリア性の高さから人気の高い観葉植物です。鉢植えでもハイドロカルチャーでも栽培できるところ、斑入り(バリエガタ)の品種も出回っているところ、真冬は別として屋外でも室内でも観賞できるところも似ています。クワズイモの小型種であるシマクワズイモに対して、小型種のメモンステラ(Monstera.adansonii、アダンソニー)も同様に人気があることなど、クワズイモとモンステラには多くの共通点があるように思います。
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